2010年10月29日金曜日

[E3 09]どうなる「ファイナルファンタジーXIV」? E3

 6月2日(現地時間),SCEのプレスカンファレンスで電撃的に発表された「ファイナルファンタジーXIV」(PC/PLAYSTATION 3,以下FFXIV)について,コーポレートエグゼクティブの橋本真司氏「ファイナルファンタジーXI」(以下,FFXI)プロデューサーの田中弘道氏,ディレクターの河本信昭氏を交えてのQ&Aセッションが行われた。以下,その質疑応答をお届けする。

 また今回,新たに入手したスクリーンショットやアートワークなども掲載しているので,隅々までじっくりと眺めてみよう。



※FFXIV開発陣のインタビュー記事も併せてご一読を。












 なお,セッション開始前に橋本氏より,以下の注釈が添えられた。



「FFXIVについては,現状PLAYSTATION 3とPCでの展開のみを公表しております。そのほか,Xbox 360版をはじめとした他機種については話し合いを進めているところです」


 これは,前向きに考えれば,Xbox 360版の可能性もゼロではないということだ。










(写真左から)橋本真司氏,田中弘道氏,河本信昭氏





Q. FFXIとの共通点は?



田中弘道氏(以下,田中氏):

 アバターとしての見た目は同じような種族が登場しますが,ゲーム的にはまったく違う「エオルゼア」という世界が舞台になっており,種族の名称が異なります。FFXIのプレイヤーが,新しいゲームでも愛着のあるデザインの顔や種族で遊べるようになっています。これは,アバターを俳優に例えると,ある作品では暗殺ロボットだったのが,別の作品では火星の救世主だったり,スパイだったりすることをイメージしています。





Q. FFXIは今後どのように展開するのでしょうか。また開発チームは同じですか?



田中氏:

 FFXIVには4年前くらいから着手していて,そのもう少しあとから本格的に開発しています。現在,すでにFFXIとFFXIVは同時開発をしています。FFXIの開発は,常に先のバージョンアップ計画を立てて進めていて,あと1年はスケジュールが詰まっているし,まだまだアイデアは尽きません。





Q. 「World of Warcraft」(以下,WoW)にはどのような影響を受けていますか?



河本信昭氏(以下,河本氏):

 WoWにあるような,カジュアルなゲームファンに向けたシステム作りはFFXIVでも目指しているところです。とはいえ,我々はWoWを意識してはいますが,独自の物を作っていくつもりです。





Q. バトルシステムはどのようになるのでしょうか?



河本氏:

 詳細はまだお答えできません。












Q. ソロプレイはできるんですか? また,FFXIで培ってきた経験はどのように開発に生かされているんでしょうか?



河本氏:

 FFXIはパーティ主体のゲームとして作ってきましたが,今回はソロプレイとパーティプレイの両方を想定して,開発を進めています。





Q. ワールドワイドでの展開を教えてください。



田中氏:

 今回は,日英独仏の四つの地域で同時リリースを考えています。





Q. ハードごと,言語ごとにサーバーは別になるのですか?



田中氏:

 現状は,FFXIと同様のグローバルサーバーでのクロスリージョンサービスを想定していますが,プレイヤーの要望に応じて,フリー選択制のサーバーを用意することも検討しています。ですが,フリーにサーバーを選択できるようにすると,どうしても偏りが出てしまって,現在のFFXIのBahamutサーバーのように,プレイヤー数がパンク状態になることが避けられないので,そうならないようにバランスを調整できればという前提ありきですが。












Q. FFXIの7年間での進化もプレイヤーの声を反映してきたものですが,今後も同様に,プレイヤーからのリクエストを反映していく考えですか?



河本氏:

 もちろんそのつもりです。すでにFFXIのプレイヤーから色々な意見をいただいているところもありますから,スタート地点でもそれらを反映していきたいですし,FXIVのβテストでも,順次取り入れて反映させていきたいです。





Q. FFXIとFFXIVの,二つのコミュニティができることになりますが,これは別々の物になりますか? それともクロスオーバーすると想定していますか?



田中氏:

 それはコミュニティの選択次第だと考えています。もともと同時開発しているわけですから,プレイヤーはあるときはFFXI,またあるときはFFXIVを遊ぶといった具合に行き来できれば良いと思います。そういったことがあれば,コミュニティも広がっていくのではないでしょうか。逆に,どちらかだけの独立したコミュニティができることも考えられます。それは,プレイヤー自身によって作られていくものでしょう。





Q. スペイン語版の開発は考えていませんか?



田中氏:

 プレイヤーからの強いリクエストがあれば考えていきます。しかし,現在四つの言語版の開発を同時にやっていて,一杯一杯なのが現状です。良いトランスレーターが日本にいればいいのですが。












Q. FFXIVはMMOにとって革命的なものになるのでしょうか?



河本氏:

 我々はMMORPGではなく,その時代ごとに一番面白い「ファイナルファンタジー」を作ろうとしています。そして,今回の方向性に一番ふさわしいのがMMORPGであったというアプローチです。ですから新しいファイナルファンタジーにふさわしい,新しいMMORPGのスタイルを提供したいと考えています。



田中氏:

 ただし,システム面や技術的な部分に関しては,従来のMMORPGになかったことをやっていきたいとは考えています。





Q. なぜFFXIの続編ではなく,新しいファイナルファンタジーなのでしょう?



田中氏:

 FFXIはPlayStation 2で作ったものを,PCやXbox 360に移植しました。これをPLAYSTATION 3に移植してほしいという話もありました。ですが,バージョンアップを繰り返してきたために,リソースが膨大になっていました。したがって移植のための時間も膨大なものとなります。そのため,最新ハードに合わせて移植するくらいなら,別
引用元:メイプルストーリー(Maple Story) ブログ

2010年10月16日土曜日

【島国大和】さて,次世代のオンラインゲームとはなんぞ

島国大和 / 不景気の波にもがく,正体はそっとしておいて欲しいゲーム開発者







島国大和のド畜生 出張所

ブログ:http://dochikushow.blog3.fc2.com/






 どうも皆様またお会いしました。島国大和でございます。何を書いたものかと考えあぐねていた所,目の前に大変魅力的な釣り針があったのでパクリと。




切込隊長:MMO系RPGはどうしてクリッコゲームばっかりなのか?




 4Gamer内への言及ならば,誰からも怒られることはあるまいて……というわけで,「クリゲーってどうなの,オンラインゲームってこの後どうなるの?」みたいな話を書いてみようと思います。





クリック型オンラインゲームの良さとは?









日本のオンラインゲーム市場の立ち上がり期の代表作の一つ「ラグナロクオンライン」。日本でMMORPGがブレイクする先駆けとなった(編集部)

 先ほど挙げた記事の中で切込隊長も述べているが,



?誰でも遊べる。だってクリックするだけだもん。

?制作,運営コストが安い。だってクリックするだけだもん。




 クリック型ゲーム(以下,クリゲー)の良さは,言ってしまえばこの2点。



?誰でも遊べる。



 誰でも遊べるというのがどれほどゲームで重要かは,前回書いた,ドラゴンクエストがどんなに凄かったかでも触れた。そもそも,大勢を相手にしようと思ったら,誰でも遊べる簡単さじゃなきゃいけない。クリックするだけなら,パソコンいじってる人ならみんな出来るからバッチリ!ってなる。



?制作,運営コストが安い。



 制作,運営コストが安い。……といっても,そんなに安い訳じゃないし,コンシューマに比べりゃなんだかんだで高くつくけど,ネットFPSやらアクションMOやらと比べたら,制作期間もサーバ負荷も断然読みやすい。

 ゲーム開発って「やってみた,不味かった,考える」の繰り返しなので,最初からどの程度のものが作れるかが良く解ってるクリゲーは,制作が難航しにくくて,開発の立場からするととても魅力的。



 ヘタにFPSでも作ろうものなら,当たり判定をどうするか,チート対策をどうするか,通信ラグはどうするか,困難な事が山盛りでプログラムが超キッツイ。

 あるいは,まったく誰も見た事の無いような新しいアイデアでゲームを作ろうものなら,それが面白い保証がどこにあるやらわからないので,ちゃんと面白くなるまでにどれだけコストをかけねばならないか。

 そこをいくと,クリゲーは,もともと「オンラインゲームでは,こういう作りのゲームが作りやすいよね」って所から発祥してるだけあって,開発頓挫リスクが,大変少な目。開発側の視点で見れば,そういう利点は明確にある。





クリゲーの構造と苦悩




 クリゲーの基本構造は単純で。



「クリックして敵を倒す事によって強くなり,さらに強い敵を倒せる。」



 すごく大雑把に言えばこう。

 この辺はクリゲーじゃなくても,RPGは基本同じ構造。ドラクエだってそう。

 もちろん多少はプレイヤースキルも必要だけど。あんまりプレイヤースキルが必要なゲームにしちゃうと,今度は多くの人が楽しめなくなっちゃう。



 そんなシステムで,大勢の人に長時間遊んでもらわなければいけない。惹き付けなければならない。「ドラゴンクエスト」はシナリオで引っ張った。「ファイナルファンタジー」はグラフィックで引っ張った。でもオンラインゲームは,もっと長時間引っ張らないといけない。

 ココが大変。かつ重要。コンシューマゲームは,1週間みっちり遊べれば十分だけど,オンラインゲームはせめて1年ぐらいは遊んでもらわないといけない。開発コストも高いし,プレイヤーが数ヶ月で居なくなればすぐ過疎化しちゃう。そりゃどうしてもマゾ仕様になってしまうわけだ。



 そしてクリゲーの場合,行きつく先は決まっている。



「ためた経験値やアイテム,それに費やした時間,もったいなくて今更やめられねぇ!」



 プレイヤーの多くが今更やめられねぇ!と思ってくれたら大賑わい。歪んでるぜ!



 しかし,クリゲーにはクリゲーの苦労がある。

 開発的に良いことばっかりだと書いた癖に!と思う無かれ。良いことばかりだから苦労する。良い事ばかりだから,みんな作る。同じようなゲームが多いのね。ほとんどのオンラインゲーム会社がクリゲーを作っている。

 ライバルが大量に居る。そんなきつい市場で戦うのは大変難しい。どうやって差別化するんだよ。しかも,基本的にどのゲームも長時間プレイヤーを拘束する。そんな時間のあるプレイヤーなんていっぱい居るわけ無いじゃない。パイの食い合いにも程がある。





一つの究極形に近い「The Tower of AION」









 皆さんは「The Tower of AION」をやってみましたか? 開発者の自分から見ると,あれは凄い。凄すぎるゲームだったりする。道端のひまわりに寄って見たら,種のツブツブが一個一個描いてあるの。「アホかー!どんなテクスチャー容量じゃー!!!!」と。そりゃダウンロードに1時間かかるよマジで。テクスチャの解像度が高すぎる。ちょっと異常なんじゃないかと思わせる密度。



 でもゲーム自体は,いわゆる普通のクリゲー。



 言ってしまえば,「アジア系MMORPGを真っ当に,真っ直ぐ,大金かけて作りました!」って感じ。



「新しい挑戦は一切しねぇ!だが絵にはコスト掛けるぜ!」

「新しい挑戦は一切しねぇ!だがクエストは大量に作るぜ!」

「新しい挑戦は一切しねぇ!だがやたら丁寧に作るぜ!」




 という判断を開発者がしたかは定かではないけど,外からはそういう風に見えてしまう。凄まじい漢らしさ。



 もう作り方が確定しているから,コストをかければそれだけ絵が作れるし,クエストも作れる。正しいコストのかけ方。でもこれって,かつての日本のRPGが通ってきた道なんだよね。ファイナルファンタジーとかさ。









 



さて今後のオンラインゲームは?




 というわけで,クリゲーの過当競争に限界を感じたパブリッシャは,カジュアルゲームを作ったり,FPSを作ったり,音ゲーを作ったりと,色々やってる。もちろん,クリゲーの究極を目指したゲームも出て来ている。

 クリゲーだけど,ゲーム要素を充実させてそれでいて簡単とか,よく出来てるなーと思わせるゲームも増えてきた。



 だいたい,プレイヤーもバカじゃない。というか,プレイヤーってマジで頭いい。さすがに単純なクリゲーには飽きているし,クリゲーのシステムも,そのマゾ度も分かった上で,面白いとこだけちょちょいと遊ぶ。良く分かっているなと思う。

 プレイヤーがちゃんとゲームを選んでくれれば,ゲームはまだまだ進化する。プレイヤーがゲームを,ひいてはゲーム業界を引っ張る側面は少なからずある。だからゲーム屋としても,その辺には期待せずにはいられない。



 ちなみに,日本のオンラインゲームの開発史は,クリゲーとの戦いでもあった。

 ここは個人的見解に過ぎる部分も多いかもしれないけど,最後にちょっとだけ書いて置く。



 ぶっちゃけ
引用元:SEO対策 | 盛岡市